2017年09月 / 08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月

2017.05.26 (Fri)

書道とピアノはとても似ている



松戸市八ヶ崎にてピアノ教室を主宰している遠藤千恵です。

ピアノ教室への入会ご希望の方はこちら
☆無料体験レッスンも行っています☆




私事ですが、約2年前から習い始めた習字で初段になりました

実はずーっと習いに行きたいと思っていたお習字。
松戸に引っ越した際に「これを機に絶対始めよう!!」とやっと重ーい腰を上げて近くの書道教室の門を叩きました。
お習字のことなんてちんぷんかんぷんな(でもやる気だけはある)大人の超初心者を
あたたかく迎え入れてくださった先生のおかげで、少しずつ書道のいろはがおぼろげながらもわかっていき、
今では字に向き合う時間が大切なものになりつつあります。

書

これは初段昇格試験の際に練習していた「猶得三十年」
なお30年を得ん
意:まだ30年はあることになる

習い始めた頃はもっと早く始めれば良かったー!!と悔いたものですが、
あと30年はある と何枚も書いていると、
これが私のタイミングだったんだなぁと思えてくるから不思議なものです。


以前にもブログに書いた事がありますが、
書道をやればやるほどピアノと似ている所が多々あり、
勉強になると同時に私自身ピアノの練習をする際にも本当に役立っています。

楷書のきっちりとしたトメやハライ、点画のバランスなどはまるでベートーベンやモーツァルトの古典作品のようですし、
行くが如くと言われる行書の画から画への流れはショパンみたいだなぁとか。
そして走るが如くと言われる草(走)書のくずし字は適当にくずしてもダメで、
やはり基礎が分かった上でのくずしている面白さはプロコフィエフのようだし
万葉仮名と呼ばれる一般人にはほぼ読み取り不能な暗号のような字は不思議と独特な世界観があり、
メシアンのようだぁ~と思いながら書いてます。(笑)


次回からの昇段試験(年に1度)は半切(掛け軸サイズ)の提出もあるそうでとても楽しみなのですが、
半切のサイズになると床に置いて体全体を使って書いたりするので、表現したい事がもっと自由に伸び伸びと出来るそう…
音楽で言えばバイエル程度の小さい曲を綺麗にまとめる練習をしていたレベルから、
ソナチネやソナタの大きな曲へ昇格したような、
難しさの中にも面白味が無限に広がってるようなワクワク感。
それだけに、今までの基礎がとても重要になってくるんだろうなぁと予感しています。

その作品のスタイルや字の勢いや筆脈、
ピアノで言う作曲者のフレーズ感であったりを音の終始、音と音の繋がりや全体の構成
芸事というのはつくづく基礎となる土台の部分は同じなんだなぁと思います。


先日、先生からかな用のイタチの毛(!!)で出来た筆(写真一番右)をいただいたのですが
だんだんと筆や紙の個体差もわかるようになってきました。

筆

伸びが良い筆、まろやかに書ける筆、少し個性的な筆など
ピアノもヤマハやスタインウェイ、カワイ、ファツィオリ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン
それぞれに特徴があります。


面白いことに書道の先生いわく
「書のコンペティションではたーっくさんの作品が並んでいて、審査員はものの数秒しか見ないんですが、
 不思議と作品からオーラを感じるようなものは浮き上がって見えるんですよ」
と。
うわ~それってピアノのコンペそのものだ~と思ったり。
小さな子供のピアノのコンクールはそれこそ30秒程度の小さな作品を演奏しますが
同じ曲なのに演奏者が違えばキラキラ音が輝いて聴こえたり、それこそ奏者の世界観が見えたり。

書や音楽に限らず、きっと絵画や陶芸やダンスなどでも、その作品に込められた思いがオーラとなって出てくるものなんですね。
音楽をやっていく上で、色々な芸術に触れる方がいいと言われる所以かもしれません。
音楽だけでなく、もっと様々な生の芸術に触れて感性を磨きたいと思います。


さて、初段以降は昇段試験が年に1度になるそうなので、
来年の昇段試験までいろいろな作品を書いてますます書道も楽しみたいと思います

関連記事
スポンサーサイト
12:04  |  ピアノのこと  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

 | BLOGTOP |